EneKey(エネキー)はENEOSのセルフスタンドでのみ利用できる決済ツール。
クレジットカードを登録しておけば、リーダーにタッチするだけで支払いできる便利なツールです。
そのEnekeyにauPAYカードを登録するとオトクなのでしょうか?
auPAYカードは使えるのかな?
EneKeyに登録するとオトクなカードは何かな?
この記事ではEneKeyに関する次の内容を紹介します。
この記事で分かること
- EneKeyにauPAYカードはお得なのか?
- EneKeyにお得なクレジットカード
EneKeyとは
EneKey(エネキー)はENEOSのセルフスタンドで使える決済ツールです。
ENEOSスタンドで給油するときにリーダーにかざすだけで決済を完了できます。
EneKeyの特徴はコレ
- リーダーにかざすだけで決済できる。
- クレジットカードを登録できます。
- 持ち歩きやすいキーホルダー形状
- 紛失・盗難補償あり。
- 入会金・年会費無料
- Tポイントが付与される(※対象外あり)
EneKeyは無料?
EneKeyを作成しても入会金や年会費はかかりません。
安心して作成して大丈夫です。
EneKeyにauPAYカードは登録できるのか?
EneKeyにauPAYカードは登録できます。
EneKeyのホームページで掲載されている登録可能なクレジットカードは次のとおりです。
EneKeyに登録可能なクレジットカード
- ENEOS発行のカード(個人向け)
- 特別提携カード
楽天カード、TS CUBIC CARD、ANAカード、JALカード、d カード、ビューカード、レクサスカード、セブンカード・プラス - ENEOS発行のカード(法人、団体向け)
- ENEOS発行の現金会員カード
- 一般提携カード
auPAYカードは一般提携カード
ENEOSのホームページには次のクレジットカードは登録できないと記載ありました。
EneKeyに登録できないクレジットカード
- ENEOS BUSINESS
- ENEOS FC
- ENEOS ASSOC
- コーポレートプラスカード
EneKeyの割引・還元率
EneKey自体には基本的に給油料金の割引やポイント還元などの特典はありません。
EneKeyでお得に給油するためには、次の3点がポイントになります。
ポイントはコレ
- クレジットカードの還元率
- ENEOS提携カードの特典
- Tポイント付与(0.5%還元)
auPAYカードの場合はどうなるのかな?
auPAYカードやその他のカードの割引・還元率を一覧にしてみた!
登録するクレジットカードによってはTカードを紐づけできません。
auPAYカードはオトク?EneKeyに登録するカードごとの割引・還元率一覧を紹介
結論からいうとauPAYカードは1.5%還元なのでオトクです。
1.5%の内訳は次のとおり
auPAYカードの通常の還元率1% + Tポイント0.5% = 1.5%
EneKeyにクレジットカードを登録したときの割引やポイント還元、年会費を一覧にしました。
クレジットカード | 給油料金割引 | クレカの通常還元 | ENEOS提携特典還元 | Tポイント | 年会費 |
---|---|---|---|---|---|
auPAYカード | ✖ | Pontaポイント/100円ことに1ポイント(1%) | ✖ | Tポイント/(0.5%) | 無料 |
ENEOSカード C | 最大7円/L引き | ✖ | ✖ | ✖ | 1,375円 |
ENEOSカード P | ✖ | 1,000円ごとに30ポイント(3%) | ✖ | ✖ | 1,375円 |
ENEOSカード S | 2円/L引き | ✖ | ✖ | ✖ | 1,375円(※) |
楽天カード | ✖ | 楽天ポイント/100円ごとに1ポイント(1%) | 楽天ポイント/200円ごとに1ポイント(0.5%) | ✖ | 無料 |
dカード | ✖ | dポイント/100円ごとに1ポイント(1%) | dポイント/200円ごとに1ポイント(0.5%) | ✖ | 無料 |
リクルートカード | ✖ | リクルートポイント(1.2%) | ✖ | Tポイント/(0.5%) | 無料 |
Marriott Bonvoyアメリカンエキスプレス・プレミアムカード | ✖ | Marriott Bonvoyポイント/ 100円ごとに3ポイント (3%) | ✖ | Tポイント/(0.5%) | 49,500円 |
これだけだと、どのカードがオトクか分かりにくいですよね。
クレジットカードごとの料金比較
次の条件で1年間で支払う料金からポイント還元分を差し引いた、実質料金にして比較してみました。
比較の条件
- 条件① ガソリン料金:1Lあたり165円・1カ月あたりの給油量:30L
- 条件② ガソリン料金:1Lあたり165円・1カ月あたりの給油量:60L
- 条件③ ガソリン料金:1Lあたり175円・1カ月あたりの給油量:30L
クレジットカード | 条件① 30L×165円 | 条件② 60L×165円 | 条件③ 30L×175円 |
---|---|---|---|
auPAYカード | 58,509円 | 117,018円 | 62,055円 |
ENEOSカード C | 58,975円 | 112,385円 | 62,575円 |
ENEOSカード P | 59,005円 | 116,635円 | 62,485円 |
ENEOSカード S | 58,680円 | 117,360円 | 62,280円 |
楽天カード | 58,509円 | 117,018円 | 62,055円 |
dカード | 58,509円 | 117,018円 | 62,055円 |
リクルートカード | 58,391円 | 116,781円 | 61,929円 |
Marriott Bonvoyアメリカンエキスプレス・プレミアムカード | 106,821円 | 164,142円 | 110,925円 |
給油量が多い人はENEOSカードC がオトク
給油量が少ない人はauPAYカードやリクルートカードのような高還元率のカードがオトク
計算の詳細は次のとおりです。
auPAYカード
- 年会費:無料
- ポイント還元率:Pontaポイント1.0% + Tポイント0.5%
【条件①】
165円 × 30L × 12カ月 = 59,400円
Pontaポイント:59,400円 × 1.0% = 594円
Tポイント: 59,400円 × 0.5% = 297円
実質料金:59,400円 – 594円 – 297円 = 58,509円
【条件②】
165円 × 60L × 12カ月 = 118,800円
Pontaポイント: 118,800円 × 1.0% = 1,188円
Tポイント: 118,800円 × 0.5% = 594円
実質料金: 118,800円 – 1,188円 – 594円 = 117,018円
【条件③】
175円 × 30L × 12カ月 = 63,000円
Pontaポイント: 63,000円 × 1.0% = 630円
Tポイント: 63,000円 × 0.5% = 315円
実質料金: 63,000円 – 630円 – 315円 = 62,055円
ENEOSカード C
- 年会費:1,375円
- 割引:毎月の利用金額で変動(下表)
【条件①】
( 165円 – 5円 ) × 30L × 12カ月 = 57,600円
※割引き単価はENEOSカードをガソリン料金のみに使用したものとして計算
実質料金:57,600円 + 1,375円 = 58,975円
【条件②】
( 165円 – 7円 ) × 60L × 12カ月 = 113,760円
※割引き単価はENEOSカードをガソリン料金のみに使用したものとして計算
実質料金:113,760円 + 年会費1,375円 = 112,385円
【条件③】
( 175円 – 5円 ) × 30L × 12カ月 = 61,200円
※割引き単価はENEOSカードをガソリン料金のみに使用したものとして計算
実質料金:61,200円 + 年会費1,375円 = 62,575円
ENEOSカード P
- 年会費:1,375円
- ポイント還元:1,000円ごとに30ポイント (3%還元)
(1,000ポイント = 1,000円相当)
【条件①】
165円 × 30L × 12カ月 = 59,400円
ポイント還元:59 × 30ポイント = 1,770円
実質料金:59,400円 – 1,770円 + 1,375円 = 59,005円
【条件②】
165円 × 60L × 12カ月 = 118,800円
ポイント還元:118 × 30ポイント = 3,540円
実質料金: 118,800円 – 3,540円 + 1,375円 = 116,635円
【条件③】
175円 × 30L × 12カ月 = 63,000円
ポイント還元:63 × 30ポイント = 1,890円
実質料金: 63,000円 – 1,890円 + 1,375円 = 62,485円
ENEOSカード S
- 年会費:1,375円(年1回以上の利用で次年度無料)
- ガソリン1Lあたり2円割引
※ENEOSカードSは年会費1,375円かかりますが、年1回利用すれば次年度の年会費無料のため年会費無料で計算しています。
【条件①】
( 165円 – 2円 ) × 30L × 12カ月 + (年会費0円) = 58,680円
【条件②】
( 165円 – 2円 ) × 60L × 12カ月 + (年会費0円) = 117,360円
【条件③】
( 175円 – 2円 ) × 30L × 12カ月 + (年会費0円) = 62,280円
リクルートカード
- 年会費:無料
- ポイント還元率:リクルートポイント1.2% + Tポイント0.5%
【条件①】
165円 × 30L × 12カ月 = 59,400円
リクルートポイント:59,400円 × 1.2% = 712円
Tポイント: 59,400円 × 0.5% = 297円
実質料金:59,400円 – 712円 – 297円 = 58,391円
【条件②】
165円 × 60L × 12カ月 = 118,800円
リクルートポイント: 118,800円 × 1.2% = 1,425円
Tポイント: 118,800円 × 0.5% = 594円
実質料金: 118,800円 – 1,425円 – 594円 = 116,781円
【条件③】
175円 × 30L × 12カ月 = 63,000円
リクルートポイント: 63,000円 × 1.2% = 756円
Tポイント: 63,000円 × 0.5% = 315円
実質料金: 63,000円 – 756円 – 315円 = 61,929円
Marriott Bonvoyアメリカンエキスプレス・プレミアムカード
- 年会費:49,500円
- ポイント還元率:Marriott Bonvoyポイント3% + Tポイント0.5%
【条件①】
165円 × 30L × 12カ月 = 59,400円
Marriott Bonvoyポイント :59,400円 × 3% = 1,782円
Tポイント: 59,400円 × 0.5% = 297円
実質料金:(59,400円 – 1,782円 – 297円) + 年会費49,500円 = 57,321円 + 49,500円 = 106,821円
【条件②】
165円 × 60L × 12カ月 = 118,800円
Marriott Bonvoyポイント: 118,800円 × 3% = 3,564円
Tポイント: 118,800円 × 0.5% = 594円
実質料金:( 118,800円 – 3,564円 – 594円) + 年会費49,500円 = 114,642円 + 49,500円 = 164,142円
【条件③】
175円 × 30L × 12カ月 = 63,000円
Marriott Bonvoyポイント : 63,000円 × 3% = 1,890円
Tポイント: 63,000円 × 0.5% = 315円
実質料金:( 63,000円 – 1,890円 – 315円) + 年会費49,500円 = 61,425円 + 49,500円 = 110,925円
EneKeyの発行方法
EneKeyはENEOSのガソリンスタンド実店舗で簡単に発行できます。
必要なものはコレ
- 登録したいクレジットカード
- 運転免許証
- Tカード(紐づけしたい場合)
ガソリンスタンドに行く前にインターネットから事前登録することもできます。
インターネットで事前登録しておくとスムーズです
EneKey×auPAYカードのまとめ
EneKey(エネキー)はENEOSのセルフスタンドでスピーディーに決済できるツールです。
EneKeyに登録できるクレジットカードについて、給油割引や還元率を一覧にまとめました。
1年間の給油料金を比較すると、給油量が多い人はENEOSカードCと給油量が少ない人はauPAYカードやリクルートカードのような高還元率のクレジットカードがお得なことが分かります。
auPAYカードは1.5%還元でお得です。
個人的なオススメカードは楽天カードです。
楽天経済圏を利用しているので楽天ポイントが使いやすいからです。
>>>EneKey×楽天カードはお得!?エネキーにおすすめのクレジットカードを紹介!
どのカードが一番オトクかは人によって違うと思いますが、一覧表も掲載しているので自分に合ったクレジットカードを見つけてくださいね。
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